2008年9月1日月曜日

チェロ演奏会

マドカがバイト先で知り合った方が、チェロの教室の先生をしておられるという縁で
本日、ルネこだいらで行われたチェロ演奏の発表会にお邪魔させて頂きました。
いろいろと、思ったことをつらつらと。

音楽、特にクラシックを聴く上で、その楽曲が作られた背景や、その楽曲が何を題材として作られているかなどを知っておく方が楽しく聴ける、というのは、広く認知されている事実だと思います。
けれど観劇においては、元からの知識・教養があった方が面白く観られる、ということは、あまり知られていない気がするのです。
それが何故か、ということまでは分かりませんが……
今日の演奏会にお邪魔するのに、もうちょっとチェロのことを勉強してくるんだったなぁ、と思ったことから、何となく思い至ったことなのでした。
しかし、実際のところ、「音」「楽」というだけあって、元からの知識・教養がなくても、音自体を楽しむだけで充分、という考え方もあります。
勿論、大変楽しかったのです。演奏者が楽しんで演奏してらっしゃるなぁ、ということが伝わってくるだけで、こちらも楽しい気持ちで聴くことが出来ました。
演奏者、もしくは芝居の演者が、自分の情感をたっぷり込めて舞台に上がれば、伝わるものは確実にあります。
その情感を込める為に、演奏者・演者には、楽譜なり、台本なりの背景や、題材を深く理解する必要はあります。
芝居人として、「情感」というキーワードを忘れがちになり、技術に走る傾向を、自戒せねばなぁ、と思いました。
それから、最後の合奏。
合奏はやはり、迫力が違いますね。
織り成すハーモニーの中に、音楽の真髄があるような気がしました。
芝居で言えば、独奏は各人の総合的な技術を問う一人芝居であり、合奏は、登場人物の複数居る普通の戯曲という感じでしょうか。
それなら、一人芝居が出来るだけの技術力・表現力があってこそ、合奏がより素晴らしいものになる、ということになります。
独奏=一人芝居、が出来るだけの技術力・表現力を身につけるためには、日々の研鑽が必要です。
今日、演奏会に出演された演奏者の皆さんの、毎日の努力に感嘆しつつ、自分もうかうかぼやぼやしてはいられないぞー、と骨身に染みたのでした。

今日の日記は、日本語が若干おかしい気がします!
読み苦しい点が多々ありますことをお詫び致します。

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