2008年9月20日土曜日

9月15日、戯曲勉強会。

15日には、マドカ家にて戯曲勉強会でございました。
11月に、ご近所のカフェで朗読劇をやろう、という話になっておりまして、それの台本決めです。
演目は、サン・テグジュペリ「星の王子さま」に決まりました。

ワンマンでなく、この勉強会に参加している皆で、台本を持ち寄って、その中から「これを演りたいね!」という話し合いをして、「じゃあいつやろうか?」「どこでやろうか?」「どんな風にやろうか?」みたいなことまで、皆で相談して決めていく、皆で作り上げていく、という感じが、なんだかすごく久しぶりで、それだけに新鮮で、
毎回大変楽しく参加しています。

これから、朗読劇の本番に向けて、読み合わせをしたり、舞台装置を考えたり、忙しくなります。
楽しくなりそうです。

劇団さら「カ族とか族」

アートスペースサンライズホールにて。11日に観に行って参りました。

一家総オタクの長男と、厳格な教師の父を持つ娘が、結婚を前提にお付き合いしています。
が、娘の父は、漫画やアニメを敵対視している。
そんな父がオタク一家の家に突然やってきた!
さてどうする!

みたいな感じの、ドタバタコメディでした。
勘違いコメディとか、ドタバタコメディは、観る方も演る方も面白いですね。
最近観たコメディで面白かったのは、三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」だった訳ですが、
あの作品の何が面白いって、ラストがどうにも締まらないところだと思うのです。
「よく分かんないけど、なんかゴメンね?」みたいな、あの感じ。
(それでいて、映画らしい特殊効果を使ったラストのラストシーンは本当に秀逸!でしたが、それはおいといて)
そんな感じのドタバタコメディを作ってみたいなぁ、と思わせて頂いたお芝居でした。
がんさん、お疲れ様。

2008年9月4日木曜日

シアター2+1『十二夜』

シアター2+1アトリエにて。
当おふぃすの前回公演に出演してくれた、大金君の出演した舞台ということで、観に行って参りました。

面白かった!

と、いう一言で終わってしまいそうなので、頑張ってもうちょっと書きます。
ほんと面白かったです。
シェイクスピア原作なので、舞台は中世よりの時代になります。
中世貴族の動作とか、言葉遣いとか、いわゆる「様式美」の世界なのですが、
その様式美も、綺麗に決まればとっても爽快なのですよ!
映画を観ているような感覚でした。
でも、それでいて「遊び」もふんだんに取り入れられていて、様式美と遊びが最高にマッチしていて、
上演時間の約1時間50分、全く飽きませんでした。
大金、残りの公演期間も頑張れよ!

今日の戯曲勉強会

今日は、マドカの自宅兼オフィスに集合して、黒澤明監督の「どん底」の上映会でした。
ゴーリキーの「どん底」をそのうち上演したいね、ということから、勉強のためにということで皆で鑑賞会。
それから、「時代背景が現代ではない戯曲の場合、現代にそぐう形で架空の世界にしちゃった方が分かりやすいかもね」といったディスカッションになり、今日も大変有意義な時間を過ごすことができました。
今後の活動予定についても、だんだんと形になってきた模様です。
もう暫くで、予定をHPにもアップできると思います。お待ちくださいませ。

2008年9月1日月曜日

チェロ演奏会

マドカがバイト先で知り合った方が、チェロの教室の先生をしておられるという縁で
本日、ルネこだいらで行われたチェロ演奏の発表会にお邪魔させて頂きました。
いろいろと、思ったことをつらつらと。

音楽、特にクラシックを聴く上で、その楽曲が作られた背景や、その楽曲が何を題材として作られているかなどを知っておく方が楽しく聴ける、というのは、広く認知されている事実だと思います。
けれど観劇においては、元からの知識・教養があった方が面白く観られる、ということは、あまり知られていない気がするのです。
それが何故か、ということまでは分かりませんが……
今日の演奏会にお邪魔するのに、もうちょっとチェロのことを勉強してくるんだったなぁ、と思ったことから、何となく思い至ったことなのでした。
しかし、実際のところ、「音」「楽」というだけあって、元からの知識・教養がなくても、音自体を楽しむだけで充分、という考え方もあります。
勿論、大変楽しかったのです。演奏者が楽しんで演奏してらっしゃるなぁ、ということが伝わってくるだけで、こちらも楽しい気持ちで聴くことが出来ました。
演奏者、もしくは芝居の演者が、自分の情感をたっぷり込めて舞台に上がれば、伝わるものは確実にあります。
その情感を込める為に、演奏者・演者には、楽譜なり、台本なりの背景や、題材を深く理解する必要はあります。
芝居人として、「情感」というキーワードを忘れがちになり、技術に走る傾向を、自戒せねばなぁ、と思いました。
それから、最後の合奏。
合奏はやはり、迫力が違いますね。
織り成すハーモニーの中に、音楽の真髄があるような気がしました。
芝居で言えば、独奏は各人の総合的な技術を問う一人芝居であり、合奏は、登場人物の複数居る普通の戯曲という感じでしょうか。
それなら、一人芝居が出来るだけの技術力・表現力があってこそ、合奏がより素晴らしいものになる、ということになります。
独奏=一人芝居、が出来るだけの技術力・表現力を身につけるためには、日々の研鑽が必要です。
今日、演奏会に出演された演奏者の皆さんの、毎日の努力に感嘆しつつ、自分もうかうかぼやぼやしてはいられないぞー、と骨身に染みたのでした。

今日の日記は、日本語が若干おかしい気がします!
読み苦しい点が多々ありますことをお詫び致します。